精神の<北>へとは

プロジェクト趣旨

ひとりひとりの内なる〈北〉、精神の〈北〉とは何か?
アートプロジェクト「精神の〈北〉へ」は、この問いをテーマに、東北人や世界の北方の人、様々な分野の研究者、北を志向する人同士が向き合い、互いの精神性や世界観を知り、そこに共振するものを探る活動です。多様な風土と豊かな伝承を残す福島県会津地方を活動拠点に、2012年度から毎年の開催を続け、アーティストの滞在交流活動や展覧会、様々なフィールドのなかに〈北〉なるものを知るシンポジウム、被災者の方々との対話、それらのアーカイブとして記録集の発行などを実施しています。

滞在を共にする北方同士のアーティストたちは、互いに理解を深めつつ会津地方に出会い、人々と対話し地域のものごとを検証することで、その固有性や他民族との共通性を発見するでしょう。それは地域の再認識であり、新たな視点と意義が加えられます。作品は、地域や人とアーティストとのこのような共振から生まれます。

開催ごとの表現、学び、人のつながりは一過性ではなく、蓄積される資源となります。福島から発信するこの活動は、共振する世界の北方人のネットワークの要となって、新たな活動を生みだすことを目指していきます。
3.11後の東北が再生に向かうとき、このような交流によって見出される“世界の中の東北”というアイデンティティが東北人としての誇りにつながり、精神の回復となることを期して、この活動の目的としています。

丸山芳子
美術家・「精神の〈北〉へ」実行委員会委員長

実行委員会

五十嵐 恵太・猪俣 まさえ・金親 丈史 (副委員長)・黒田 綾子・阪下 昭二郎・生江 敬久・馬場 由紀子・蛭川 靖弘 (事務局)・星 宏一(事務局)・丸山 常生 (事務局長)・丸山 芳子 (委員長)・齋藤 智・武藤 弘毅・矢部 佳宏

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