vol.3参加作品
最北の和紙と言われる成島和紙は手漉きで自然のものなので、自分の思い通りにはいかないという、自然を扱うっていう感じで、・・その荒々しさの中に像が浮かぶのが、たまたまやってみたときに、あぁ、こういうものを私は求めているんだなぁと思って、15~6年前からこういったプリントを始めました。・・私は、記憶というものはそんなに鮮明ではない、部分部分が積み重なって浮かんでくるもの、というイメージがあったので、この素材を選んでいます。
昭和村のからむし織は600年続いていると・・ずっと代々連綿と受け継がれているもの、受け継いでいる人、そういう素材としての植物があるということ、そういったことにすごく共感しました。
※フリートークより
アーティスト
千葉奈穂子