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Archive for 10月, 2019

精神の〈北〉へ vol.10:かすかな共振をとらえて
Spirit of ‘North’ vol.10: Sensing Faint Resonances

開催スタートとして
9/20:セミナーとして4つの講演、夕方よりオープニングレセプションとパフォーマンスによって会場が開かれました。
9/21:はパフォーマンスデイとして、再び3つの公演がありました。

セミナー/ Seminar

•丸山芳子 & ヘレナ・ユンティラ/Maruyama Yoshiko & Helena Junttila(アーティスト・vol.10の共同オーガナイザー/Artist, Co-organizer of vol.10 Exhibition)
•石倉敏明 /ISHIKURA Toshiaki (芸術人類学 /Art Anthropology)
•モニカ・テンバリ/Monica Tennberg (Arctic Centre, University of Lapland)
•ソイリ・ニュステン-ハーララ /Soili Nysten-Haarala (Faculty of Law, University of Lapland)

展覧会オープニング パフォーマンス/Exhibition opening Performance

•ティッタ・コート&アウリ・アホラ/Titta Court & Auri Ahola
•ウッラ・キンヌネン(元フィンランドセンター文化・コミュニケーション担当官) 開催の挨拶 /Ulla Kinnunen (Former Head of Culture and Communications of The Finnish Institute in Japan): Opening the exhibition
•アマンダ・ビルバリ/Amanda Billberg
•丸山常生 /Maruyama Tokio

 

丸山芳子「精神の〈北〉へ」プロジェクト紹介とフィンランドとの深い関わり

丸山芳子 プレゼンテーション

丸山芳子「精神の〈北〉へ -発想の地に還る」
Maruyama Yoshiko [Spirit of “North” – Returning to the birthplace of the project concept]
2010年ラップランドの旅で、丸山が見出した北方同士を見つめる活動の発想は、プロジェクトとなってその地に還ってきた。

丸山芳子とヘレナ・ユンティラ

丸山芳子とヘレナ・ユンティラ

丸山とユンティラによる、互いの民族を知るためのQ&A。
“Q & A to know Japanese and Finnish” by Maruyama and Junttila.

 

石倉敏明

石倉敏明

石倉敏明 / Ishikura Toshiaki「Rethinking “North” from the Tohoku region of Japan」

開始したばかりのvol.10の各作品を引用しつつ、人類学的な視点で様々な比較を論じて見せた。


モニカ・テンベリ

モニカ・テンベリ

モニカ・テンバリ
Monica Tennberg [Negotiating Risk and Responsibility: Political Economy of Flood Protection in Northen Finland]

 

ソイリ・ニュステン-ハーララ

ソイリ・ニュステン-ハーララ

ソイリ・ニュステン-ハーララ
Soili Nysten-Haarala 「Risks and Benefits of Oil Production in the Arctic]

 

vol.10のために結成した”オーガナイザーチーム”の3人

vol.10のために結成した”オーガナイザーチーム”の3人

このプロジェクトと開催の経緯を紹介する、ロヴァニエミ美術館キュレーターのアイラ・フオビネン(左)
Aira Huovinen, the curator of Rovaniemi Art Museum introduced this project and the process to the exhibition vol.10.

 

photo: Jukka Tarkiainen

聴講するみなさん  photo: Jukka Tarkiainen

 

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ティッタ・コート&アウリ・アホラ

ティッタ・コート&アウリ・アホラ

ティッタ・コート&アウリ・アホラ

ティッタ・コート&アウリ・アホラ

ティッタ・コート&アウリ・アホラ

ティッタ・コート&アウリ・アホラ

ティッタ・コート&アウリ・アホラ「樹氷」/ Titta Court was my & Auri Ahola [Tykky]
予告なしに始まった音楽とダンスに、会場の人々が集まる。雪の重みでしなったり落雪で突然形を変えたりする様子が想像できた。 この開催のために創作したという表現に、試練に負けない東北の人々が重なって見えた。

 

ウッラ・キンヌネン

ウッラ・キンヌネン

ウッラ・キンヌネン(Tuusula 美術館館長、2011-16年の間フィンランド大使館の文化部門であるフィンランドセンター 文化・コミュニケーション担当官) 開催の挨拶
Ulla  (Museum and Cultural Director of the Municipality of Tuusula, Former Head of Culture at The Finnish Institute in Japan in 2011-2016): Opening the exhibition
ウッラさんは、このプロジェクトのフィンランドとの交流開催(2015年、福島県喜多方市)に来場し、各会場や滞在住宅を見て回られた。被災した東北各地を知るウッラさんの挨拶は、このプロジェクトの開始やvol.10開催の背景を伝えることとなり、聴く人々の胸を打った。

アマンダ・ビルバリ

アマンダ・ビルバリ

アマンダ・ビルバリ

アマンダ・ビルバリ

アマンダ・ビルバリ

アマンダ・ビルバリ

アマンダ・ビルバリ

アマンダ・ビルバリ

アマンダ・ビルバリ「キャット・トーク」/Amanda Billberg [Cat Talk]
猫に扮するアマンダが観客をひとり招き入れ、3つのテーマからひとつを選ばせて展開するダンス。

 

丸山常生

丸山常生

丸山常生

丸山常生

丸山常生「Reconnected things – Geos」 1日目
Maruyama Tokio[Reconnected things – Geos]  1st day

丸山常生

丸山常生

丸山常生

丸山常生

丸山常生

丸山常生

丸山常生「Reconnected things – Geos」2日目/ Maruyama Tokio[Reconnected things – Geos] 2nd day
この場の状況から生み出す行為によってあらわれる様々な偶然の現象が、そこにある作品と絡み合うさまを、居合わせた人々に気づかせる。

精神の〈北〉へ vol.10:かすかな共振をとらえて

ロヴァニエミ美術館(ロヴァニエミ市、フィンランド)
2019年9月21日~2020年1月26日

「地球の北方に住む人々には、国や民族の違いを超えて、何か共通の精神性があるのではないだろうか?」
プロジェクト「精神の〈北〉へ」はこの探究心を持って、東北地方と世界の北方のアーティストを要とする交流により、世界の北方人同士に共通する精神性「北方的精神」を探り続けています。10回目の開催は、このプロジェクトにゆかりの深いフィンランドの北方ラップランド地方にある、ロヴァニエミ美術館にて始まりました。

ラップランドの地と人には、自然との精神的な深い結びつきや被征服の歴史、国土における位置や気候など、東北との多くの類似を見ることができ、向き合うべき相手です。これまでの福島での活動との合わせ鏡のように、ラップランドの土地と人々、精神性を感受し、現地の作家との理解を深め、展覧会に反映させたいと思います。
この交流と開催は、「北方人に共通する精神とは何か」「自分たちとは何か」をさらに確信する機会となるでしょう。

今年11月と来年1月には、パフォーマンスや参加アーティストのトークが予定されています。

NAKATSUGAWA Hiroaki: Painting, Mia HAMARI: Sculpture

石倉敏明:映像「接触から共振へ」, 中津川浩章:絵画, ミア・ハマリ:彫刻

MARUYAMA Y: Installation & Painting(right), CHIBA :Video, JUNTTILA: Painting

丸山芳子:インスタレーションと絵画(右), 千葉奈穂子:映像「浜辺のまち」, ヘレナ・ユンティラ:絵画(左)

MARUYAMA Tokio: Installation

丸山常生:インスタレーション「Reconnected Things – Geos」

Helena JUNTTILA: Painting, MARUYAMA Tokio: Installation

ヘレナ・ユンティラ:絵画「私の感情の体験」「黒いダイヤモンド」, 丸山常生:インスタレーション

ISHIKURA Toshiaki: Video (left), Jukka TARKIAINEN: Video (right)

石倉敏明:映像「接触から共振へ」(左), ユッカ・タルキアイネン:映像「Leaving Home」(右)

MARUYAMA Yoshiko: Installation & Painting, Mia HAMARI: Sculpture

丸山芳子:インスタレーションと絵画シリーズ「蝶になる」, ミア・ハマリ:彫刻「我が家」

Mia HAMARI: Sculpture, NAKATSUGAWA Hiroaki: Painting

ミア・ハマリ:彫刻,  中津川浩章:絵画「愛は森に隠れている」

Amanda BILLBERG: Video, Mia HAMARI: Sculpture

アマンダ・ビルバリ:映像, ミア・ハマリ:彫刻「我が家」

Helena JUNTTILA: Painting

ヘレナ・ユンティラ:「魚」

MARUYAMA Yoshiko: Installation

丸山芳子:「森羅万象というあなた #1909」

ISHIKURA: Video, HAMARI: Sculpture, NAKATSUGAWA: Painting, JUNTTILA: Painting(center)

石倉:映像, ハマリ:彫刻, 中津川:絵画(左), ユンティラ:絵画(中央)

NAKATSUGAWA Hiroaki: Painting, Mia HAMARI: Sculpture

中津川浩章:絵画「光の船団」(正面), ミア・ハマリ:彫刻「ヒステリーと猟犬」(手前)

MARUYAMA Yoshiko: Installation

丸山芳子:「森羅万象というあなた #1909」

MARUYAMA Tokio: Installation

丸山常生「Reconnected Things – Geos」

 

MARUYAMA Yoshiko: Installation & Painting

丸山芳子:インスタレーションと絵画

【会期】

2019年9月21日〜2020年1月26日

【会場】
ロヴァニエミ美術館(ロヴァニエミ市、フィンランド)
Rovaniemi Art Museum (Korundi House of Culture: Lapinkävijäntie 4, 96100 Rovaniemi, Finland)

【主催】
ロヴァニエミ美術館
精神の〈北〉へ 実行委員会

【協力】
助成 //
公益財団法人ポーラ美術振興財団
公益財団法人朝日新聞文化財団
国際交流基金
Wihuri Foundation
Laplands Culture Foundation
後援 //
福島県立博物館

【表現者】
日本 Japan //
丸山芳子/MARUYAMA Yoshiko(兼キュレーター)
石倉敏明/ISHIKURA Toshiaki
中津川浩章/NAKATSUGAWA Hiroaki
丸山常生/MARUYAMA Tokio
千葉奈穂子/CHIBA Naoko

フィンランド Finland //
ヘレナ・ユンティラ/Helena JUNTTILA(兼キュレーター)
ミア・ハマリ/Mia HAMARI
ユッカ・タルキアイネン/Jukka TARKIAINEN
ティッタ・コート/Titta COURT
アウリ・アホラ/Auri AHOLA

スウェーデン Sweden //
アマンダ・ビルバリ/Amanda BILLBERG

この展覧会の開催に対するご支援に、心より感謝申し上げます。
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