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Archive for 6月 4th, 2015

三島町のキーパーソンと

三島町のキーパーソンと

この秋、森や木との精神的な結びつきを持つフィンランドからアーティストたちを迎えるので、滞在のスタートは、豊かな自然を体感できるエリアにしたい。 そんなわけで、三島町を訪れました。キーパーソンの方々にプロジェクトについて説明すると、さまざまな提案を出してくださり、滞在日数が足りないぐらい!

木造家屋の落ち着いた町並み

木造家屋の落ち着いた町並み

各家に屋号の表示が

各家に屋号の表示が

空き家を再興した交流体験施設「のんびり館」

空き家を再興した交流体験施設「のんびり館」

三島町生活工芸館

三島町生活工芸館

問題は、木彫のアンッティの作業をどこでするか…?
三島町生活工芸館に、うってつけの工房がありました。

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ヒグラシの音をBGMに眺める会津

「精神の<北>へ」2015 は、2013年のVol.1に続いて2回目の国際交流活動です。
10月から11月の約1ヶ月間、フィンランドからアーティストたちを招いての滞在活動のなかで、東北出身のアーティストや地域の人々、観客との間に、どのような共振が生まれるでしょうか?

フィンランドの人々と自然との関係は、北へ向かう程に親密に、精神性、神話性を増して行くそうです。とりわけ森や木との精神的な結びつきの深さは北欧のなかでも特別なものと言われ、Tree Peopleと呼ばれる彼らにとって、一番大切な寺院は森。それぞれが守護の木を持ち、人生の節目や精神の浄化のために、その木の傍らへ行きます。

来日するのは、まさにTree Peopleと言える3人、木の彫刻家アンッティ・ユロネン、画家のヘレナ・ユンティラ、生態学研究者のカイサ・ケラター。そして、彼らと活動を共にするのが、写真作家の千葉奈穂子(岩手県生まれ)、美術家の丸山芳子(福島県生まれ)。
今後、少しずつ紹介していきます。